ふるさとの会企画行事　第８回行事　報告

第８回行事　旧安祥寺川上流にホタル乱舞

−−２００８年６月１３日（金）、ふるさと体験会「ほたる観賞会」は５５名の参加で満喫−−

鏡山次郎　作

ふるさとの会は、六月十三日（金）に、陵ヶ岡会館と旧安祥寺川上流で「ホタル観賞会」を行いました。会員をはじめ地元の方々五十五名の参加で、たくさんのホタルを満喫することができました。 　午後七時から、陵ヶ岡会館で地元ほたる愛好家の佐々木闊夫さんからホタルの生態についてのお話を伺いました。 　自らホタルを育てておられる佐々木さんは、卵がかえって幼虫になり繭をつくり成虫になるまでの生態を詳しく説明され、また戦時中のホタルにまつわる話などに、参加者一同は引き込まれてしまいました。 　約一時間ほどのお話を聞いたあと、参加者は旧安祥寺川上流に移動。佐々木さんの案内で、ホタルを観賞しました。佐々木さんら地元のみなさんの粘り強い取り組みの中で、この旧安祥寺川上流にもホタルがたくさん飛ぶようになりました。 　二カ所ほど、数十匹の群れが乱舞する所があり、参加者から感嘆の声があがりました。 　子どもたちも八名参加してくれていて、手元に飛んでくるホタルをお菓子のカップの中に入れて、そのほのかな明かりを楽しんでいた子どももいました（ホタルは自然に帰してやりました）。参加者は大満喫することができました。 　ある参加者は、「こんな身近な所で。たくさんのホタルを見ることができて感激した」「佐々木さんのお話がとても良かった」「来たかいがあった。来年もぜひやってほしい」などの感想を述べられていました。会ではまたこのような企画に取り組みたいと考えています。